Home > 症状別治療法(メンズ) >
症状:巻き爪
陥入爪・巻き爪に対して弾性ワイヤーによる爪矯正、弾性クリップによる爪矯正を行っております。外科的手術に抵抗のある方や、抗凝固薬(バイアスピリンやワーファリンといった血液がサラサラになる薬)を飲まれている方におすすめできる治療です。治療は痛みを伴いませんが、弾性ワイヤー、クリップによる爪の矯正は根治的な治療ではなく、治療をやめるとまた爪が徐々に元通りになってしまいます。
①弾性ワイヤーは爪に2か所小さな穴をあけて形状記憶のワイヤーを爪に通します。医療用ボンドでワイヤーと爪を固定します。形状記憶のワイヤーの力を利用して曲がった爪を矯正します。爪白癬などにより、もろくなった爪や短く切ってしまった爪には使用できません。約1か月で曲がった爪が矯正されます。爪が伸びてくるので、定期的にワイヤーの付け替えが必要になります。施術後入浴や運動などの制限はありません。
②弾性クリップは形状記憶のクリップを爪の先に装着し、クリップの力で爪を矯正します。弾性ワイヤーにて矯正した爪の形状維持のために使用する場合もあります。クリップが挟まらない厚い爪には使用できません。自分でクリップの付け外しができるため管理はワイヤーより簡単です。施術後入浴や運動などの制限はありません。
感染を起こした巻き爪、陥入爪に対する抗生物質の投薬や手術に関しては保険治療で治療を行っております。